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カラス戦争はじめました。

6月7日(木)、曇り時々晴れ。
夏も近づき気温が高くなり、梅雨に入って湿度も高くなり始めた今日この頃。

突然ですが、公社は害獣・害鳥・害虫対策に取り組んでいます。
その中でも、今回は害鳥『カラス』対策についてのお話。

公社は周りを山で囲まれ、餌となるトウモロコシ等もたくさんあり、巣作りに必要なワラもある、カラスにとっては絶好のパラダイスのような場所です。

そんな訳で場内にはそれはそれはたくさんのカラスがおりまして、ちょっと外へ出ればカラスと目が合い、電線から監視され、夕方になれば寝床となる山への大移動が見られる毎日です。
家畜等への被害も少なくなく、巣作りの季節には牛の毛を毟られたり、飼料袋に穴を開けられたり、etc…。

もちろん、我々もやられるばかりではいけないと対策をとることにしました。
が、しかし。

大きな音でびっくり作戦は牛へのストレスを考慮して却下・・・。
CDでキラキラ作戦もカラス模型でびっくり作戦も全く効果はなく・・・。
カラス模型
 
次はテグスを張ってみようか・どうやって張ろうかと話をしていたところ、一人の従業員さんがカラスを捕まえてきました。
(飼槽にカラスがいたので、逃げるかと思ってパイプを振り下ろしたらそのままパカンと入ってしまった。と本人談。ムジナ捕獲経験もあり。)

そこで、試しにそのカラスの屍骸を電柱に吊るしてみたら、これは『効果有り』でした!
(↓赤い丸の部分に吊るされています)
カラス

吊るし作業中それはもう公社中のカラスが大騒ぎ。
次の日には全くと言っていいほど姿が見えず、声が山の方からかすかに聞こえる程度。
これはすごい!!と言っている今日で3日目なんですが。

・・・・カラスの声が昨日より近いような?;;;

色々見てみると、やはりカラスは非常に賢く、慣れてしまうともうダメらしいですね。
短いスパンで色々していかないと意味がないそう。

次はやっぱりテグスでしょうか・・・。

カラス戦争、始めたのはいいけれど果たして終わりはくるのだろうか。

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