8月20日。【搾乳部門その2】
8月20日(土)、晴れ。
~ 今日は前回の続きです ~
畜産公社では、もともとの計画・目的として、公社で牛を増頭し県内酪農家さんに安く・安全に乳用牛を供給しようというものがあり、そのスペース確保も兼ねて県内の使われていない牛舎を有効活用していこう!と酪農家さんに相談したりして準備を進めていました。
そんな時に、畜産公社の搾乳牛は乾乳牛や分娩を控えた牛を含め約150頭いたのですが、御池牧場にある搾乳牛舎の収容頭数は多くとも100頭であり、且つ、新燃岳の噴火の影響で乾乳牛舎が倒壊してしまいさらにスペースが足りない状態へ。
↓↓倒壊した乾乳牛舎を取り壊す様子(新しい牛舎を建て直す予定です)
そう、まさにギュウギュウ詰め!牛だけに!(すみません。言ってみたかったんです。)
もちろん、ただでさえ暑い季節ですので、牛たちにとって良くない状態であることは明らか・・・(;´・ω・)。
ということで、急ピッチで作業を進め、8月20日現在、2戸の県内酪農家さん(桜木牧場さんと海老原牧場さん)に公社の牛を預かっていただいております。
●田野にある桜木牧場さん
桜木牧場さんにも100頭規模の施設があるのですが、20頭前後しか牛が入っていないということで預かっていただくことになりました。
↓↓公社牛導入前の牛舎の様子(5月21日撮影)
↓↓導入後の様子(8月4日撮影:50頭導入済)
●都城にある海老原牧場さん
廃業されて牛舎が空いているということで預かっていただきました。
↓↓公社牛導入前(左:改修前 5月21日撮影、右:改修後 8月1日撮影)
↓↓公社牛導入後(8月20日撮影、15頭導入 霧が涼しかったです)
海老原牧場さんは収容頭数が42頭であり、8月20日現在で15頭搬入済。
これからも順次搬入していく予定となっています。
桜木牧場さんと海老原牧場さんのご協力には本当に感謝です!!