部門紹介
育成牛部門
御池団地・札立原団地にあるパドック牛舎にて管理しています。
保育部門を終了した牛は乳用後継牛を作っていくための育成部門に移行します。
ここでは、付加価値をより高めて農家に返還するために、酪農家の希望に添って人工授精(乳牛雌判別精液、和牛精液)や受精卵移植(乳牛雌判別受精卵、和牛受精卵)を行います。和牛受精卵については、子牛セリで高値が期待できる様な血統の受精卵を採卵できるよう、和牛雌も増頭しています。
また、公社乳牛雌にも性判別精液や自家製受精卵を使用し、乳牛雌牛の増産を行っており、より安価でより丈夫な乳用後継牛(初妊牛)を農家に供給できるよう努めています。あわせて、県外から後継牛を導入するリスク(経費過多・事故・ストレス等)を軽減し農家経営に貢献したいと考えています。